Innovalia グループは7月13日からの4日間に渡り、第一回Innovalia Weekをオンラインで開催。一般にも参加を募り、製造業界の課題を克服するための鍵となる開発途中、あるいは既に販売されているソリューション、ツール、方法論等を共有しました。
Innovalia Week中は、当グループの事業活動に関連したウェビナーを4日間に渡り連日提供、現在、機能している革新的なソフトウェアツールや方法論を紹介しました。 一方、7月17日、Innovalia Weekの最終日には、当グループ企業の各代表者がバスク産業界の主要メンバー約200名以上とオンラインで会し、現在直面する課題や大きな節目となる現状をを共有し、例年のコンベンションの形式を維持しながらもデジタル方式で実施されました。
コンベンション当日は、InnovaliaグループのJesus de la Maza会長より、「我々の生み出すテクノロジーは、グループ企業間の協力、経験、ノウハウ、市場知識の共有によって育まれてきました。現在、グループの各企業がパンデミックの影響を受けながら、グループ総売上高への影響は20%に抑え全社員の雇用も維持しており、今年末までには売上高の回復を見込んでいます。」という前向きで刺激的なデータと言葉をもって開会されました。組織間・企業間の協力態勢を推し進め、技術的かつ革新的な取り組みの見本であり続けるというグループのモチベーションを再確認しました。
続いて、スペイン、バスク州政府の経済開発インフラ大臣 Arantxa Tapia氏の講演があり、産業の輝かしい未来のための、中小企業とイノベーションの役割の重要性に触れ、厳しい現況にあっても、産業デジタル化の加速がいかに緊急であるかを喚起しました。バスク州で生産する工業製品の需要が同州内で開発する技術的価値の高い工業製品の保護として機能するよう、継続的な努力を惜しまないという州政府側と当グループ側で賛意を表明しました。
Tapias氏の印象的な言葉は次のとおりです。「産業の下地には競争力、デジタルそして現代的要素が必要です。 組織間協力や他の欧州地域との協力と同様に、研究開発への投資が重要なのはそのためです」
両者とも、製造業界の最適化に向けた取り組み継続への努力と意欲を維持させること、バスク州にも大規模な多国籍企業と競合する高い技術的価値のある企業があることで意見が一致しており、それらの企業が他で市場開拓できるように必要なサポートを提供することが重要です。
期間中、その他の日には、Innovalia グループを構成するCARSA社、Innovalia Association、Redborder社、SQS社、CBT社、Innovalia Metrology、3D Kumo社、Technarte社の各代表が、今半期の業績と成果を発表、 Innovaliaグループ各社のメンバー全員と、現在直面している困難な状況下をどう乗り切っているのかを共有し合いました。
最後に、Asti Robotics社のCIOであるLuis Ignacio Vicente氏が、ポストCovidのシナリオとしてロボティックスとAIに関して大変興味深いプレゼンを行い、産業界の将来についての見通しを共有しました。彼自身のキャリアを振り返って次のように述べています。「8年前に、欧州プロジェクト参加に関して先駆者であるTelefonica社においてインダストリー4.0を推進することが決定されて以後、産業開発センター(CDTI)から、インダストリー4.0とイノベーションプロジェクトに関するなら、技術革新分野のベンチマークであるInnovaliaグループと話し合うように勧められたのが始まりで、それ以来、我々のコラボレーションは続いています。」
コンベンション締めくくりは、Luis Ignacio Vicente氏, Silvia de la Maza氏 y Jesús de la Maza氏によって、 中小企業の革新とデジタル化への取り組みについての疑問が払拭され、この新しいパラダイムが間違いなく多くの企業にとって改善のチャンスとなり、事業活動の分野拡大と事業展開の最適な方法を見つける絶好の機会にになりつつあるという確信に変わるものでした。
Jesús de la Maza, President of the Innovalia Group during his intervention
Jesús de la Maza and Arantxa Tapia talking about Industry 4.0
Luis Ignacio Vicente during his intervention