去る12月13日(木)、Innovalia Metrology は、バスク大学工学部計測学専攻の学生を対象に測定研究室を開放しました。バスク大学計測学教授Naiara Ortega氏 及びAIC(Automotive Intelligence Center)にあるInnovalia Metrologyチームによる指導で、実際の自動車業界で適用されている測定技術を学びました。
当社は、実際の生産システムで使用される異なる測定プロセスを視覚化できる様々な計測ソリューションを研究室に備えています。M3ハイブリッドソフトウェアにより、学生たちは初めてタッチセンサと光学センサ(Optiscan)を併用したツイン型三次元測定機でのシャーシのハイブリッド測定を見学し、ブリッジ型三次元測定機(SPARK)を使用した加工部品のハイブリッド測定を実際に体験しました。
また学生達は、M3によるアーム型三次元測定機を使った工作機上での測定、モジュール式冶具を使用した三次元測定機での測定など、ワークの品質を制御する普遍的なプラットフォームを持つことの重要性を認識しました。さらに、当社はデジタル計測に引き続き取り組んでおり、リバースエンジニアリング、仮想計測、自動検査、ロボットガイダンスなどに適用できる高精度3Dスキャンを可能にするスキャニングレーザーセンサOptiscanを導入したのもこのためです。
産業界はデジタル化と相互接続された生産に向けて進化しています。そのため、Innovalia Metrologyでは、デジタル部品、スマート計測、部品の検査に役立つだけでなくプロアクティブな方法で生産の最適化を可能にする計測システムについて議論できる測定技術に優れた若者達の育成に専念しています。